2009年3月28日土曜日

ラフ上手になりたい



絵を(学校などで)習い始めるまで、人のラフを見る機会はほとんど無かったものの、専門学校に入ってからイラストレーションを専攻していたこともあって、人のラフを見る機会が多くなった。

ラフというのは人それぞれで、しっかりとしたカラーラフ(配色まで行った完成品にかなり近いラフ)を描く人や、本当にラフだな~と思うラフ(主に僕のラフ)を描く人、はたまたラフの線を整理していってそのままは着彩して仕上げるのでどこまでラフでどこから本描きなのかがわからない人(天才肌っぽい人が多い)までいて、実に個性が出る。

デザイン的なやつのラフは別としてイラストレーションに関しては仕事が早ければ本番を1日とかで描き上げて、本物(完成品のクオリティ)をさっさと見せればラフなんてどうでも良いと思っていたが、打ち合わせとかをしながら描く事が最近多くて、ラフをちゃんと描くようにしてくれば、こんなに苦労しないんだろうな……と思う。

多分、ラクガキとかをあまりしてこなかった事も手伝って、僕のラフ下手は深刻化しているっぽいので、これからはラクガキをいっぱいして行こうかなぁっと思っています。

2009年3月20日金曜日

DRAGONBALL EVOLUTION


観もしないで予告編だけで文句言っている人が多くて、なんか厭な感じだから(『おおいに期待しています!!』って鳥山明師匠大先生もおっしゃってたし)観てきました「DRAGONBALL EVOLUTION」。

観ちゃいました「DRAGONBALL EVOLUTION」。

……えーーっとですね。一生懸命作っていらっしゃるんでしょうし、原作が人気作だけにプレッシャーとかも凄かったと思います(僕なら制作費つっかえして逃げ出してる)けども、B級の別物を作るのはどうなんでしょうか。

別物なら別物で「X-MEN」とか「ハルク」とか「スパイダーマン」とか、ハリウッドで実写化して良い感じに仕上がってるのも多いじゃないですか。なのになんであんなにハリウッドにも関わらず手抜きみたいなクオリティになってるんでしょう。

いや、観ちゃいましたよ、観ちゃいましたからプロモーションとか間違ってないんでしょうし、どんな仕上がりであれ原作ファンは引き込めるんであれば低予算で作って、適当な収益を得れば効率が良いのはわかります。

そしてそれにまんまと掛かっているのも僕ですし、「予告編で観ない人は賢明だな」とか思っているのも僕ですけど、たださ、悟空が色気を出す事だけはして欲しくなかった。……ねぇ?モテるとかモテないとか悟空から聞きたくないですよね。そんな事より腹減ってて欲しいです悟空には。

あと、個人的にメチャメチャ発音よく「ブルマ」って言うのにウケてました。

2009年3月19日木曜日

続・トップページ更新


またトップページ更新です。

なぜなら前回のネタがそろそろ恥ずかしくなってきたからです。

今回はシンプル系で、どこぞのビルの前のオブジェみたいなテンションで作ってみました。(ついでにバナーも作ってみました)

最近3Dでパースのついたようなテキストを使うのがブームで、今度はイラストと組み合わせてどうにか面白いものが作れないだろうか?と妄想中です。人物の周りを文字が囲んでいるとか、風景の中にテキストがフワフワ浮いていたりとか。

なんか時間があればパス(illustratorというソフトで絵を描くときに打つ基準点)とかイジってる今日この頃、椎名林檎さんが言っていた「制作は排泄のようなもの」という喩えにガッツリはまっているような気がしてなりません。

2009年3月16日月曜日

トップページ更新


最近、デジタルで絵を描いていなかったので、手がなまってはいけないと思ってトップページのイラストを書いてみました。

「トップ絵なのにトップレス」とかいうテキトーなコピーはサイゼリアにて友人と脊髄の反発だけ(なんか語呂が良ければ何でも言って良いみたいなルール)で喋っていたとき偶然飛び出したコピーなのですが、なんだかイラスト的には結構カワイイ女の子が描けたのではないかと。

また、最近モチベーションが低い事もあって、モノクロです。

僕は生まれつきの色弱なので色を使った絵を描くと普通の人より1.5倍くらい頭を使うので(見えている色が信用なら無いので、カラーチャートの数字から色を考えたりする)あんまり元気じゃないときにはカラー絵が描けないのです。

2009年3月14日土曜日

パコと魔法の絵本と銭ゲバの最終回




就職試験の結果が不採用で若干モチベーションが下がっていたので、昨日そとの道クリープを誘って拷問具の博物館(明治大学博物館:刑事部門)に行ってきました。

そこで若干のエネルギーを貰って、研究科への進学を決意し、その間のお小遣いを稼げるバイト(イラスト)を探したりして、なにやら地味に忙しく、予約していた「パコと魔法の絵本」をなかなか引き取れなかったのですが、ようやく今日、引き取る事が出来ました。

今日はドラマ「銭ゲバ」の最終回もあり、珍しく時間に縛られた一日を過ごすことになりました。「銭ゲバ」も9回で短いぶん展開が速く、内容もジョージ秋山さんの原作を濃縮したような感じで良かったですね。久々に秀逸なドラマでした。(DVD買おうかな。)

「銭ゲバ」を見終えると買ったばかりの「パコと魔法の絵本」を観る。映画館で二度も観ているので、結構ナメて観ていたんですが、やっぱり面白いし、涙ぐんじゃうし、なんなんだろう。僕は学習能力が無いのだろうか。毎回笑うツボと泣くツボと鳥肌のツボが反応してしまう。

個人的に邦画で「映画館で観なくちゃ」と思える数少ないの監督さんのひとり、中島哲也氏。蜷川実花さんより極彩色の良い画を撮るんじゃなかろうか。(まぁ、写真家と映画監督を比べるのもどうかと思うけど)

あとユーザーの規制がかかってたみたいで、書き込めなかったコメント欄が直ったっぽいです。気が向いたら書き込んでみてください。



  

2009年3月11日水曜日

点描のヤツ


そういえば、いつぞやの日記に書いてあった点描が完成していたのにも関わらず、卒制等々でうやむやになってしまっていた。……のを見つけたのでとりあえずアップ。

ギャラリーに載せるほどのクオリティでもないのでブログにだけアップします。

慣れてないせいか仕事が粗いですね。もうチョイ丁寧にやるべきでした。

それからWOBBLESWINGのデータを管理人クリープさんに渡したので、もうじき動き出すと思います。どんな展開がされるのか楽しみです。

なんか無いかな。WEBサイトとかリニューアルしたい人とか居たら、相当手伝うんだけど。

2009年3月10日火曜日

仕事じゃないんだけど


友人のWebサイト(WOBBLE SWING)のリニューアルをしています。

もうかれこれ2年以上前に作ったサイトで、コンテンツの拡大などによってかなりデザインに無理が出てきているので作り直そう、という話が出たのが去年の頭くらい。

んで、半年くらい前にプロトタイプを作って卒業制作等による忙しさでうやむやに。

先日、データを整理していたら出てきて、ファーマット自体はそんなに悪くない。(もう覚えていないが当時の僕はそうとうやる気があったみたい)

フォーマットは出来ているのでそれに画像をはめ込んだりするだけなんだけど、ギャラリーだけで44ページもあったり、コミックが14ページくらいあったりと結構面倒くさい。なんでトータルでリニューアルしようと思ったのかな。既存のファイルを使う方向でメニュー画面とかだけリニューアルすれば簡単だったのに……。

まぁ、なんかページ全体の横幅が777pxだったり、罫線は全て1pxで統一してあったりとなんだか相当こだわってある。「ページ自体のインパクトを強めつつ、ダークで高級感のあるデザインが中身の軽い文章と良い感じのギャップを見せる」みたいな事が僕のクロッキー帳に書いてあったのでそんな感じのコンセプトみたい。

近日中には公開に漕ぎ着けると思うので、その時はSCORNFULSMILE共々よろしくお願いします。

2009年3月8日日曜日

卒業制作展 同窓会賞


賞というものは何度貰ってもいいものだ。

「僕は他と違う賞状を貰えるような人」という自己顕示欲が満たされる。

しかも、今回は卒業制作展会場でのアンケートで上位になれたというのだから、僕の作品を良いと思って“お客さん”が選んでくれたというのが嬉しい。

今まで業界とか専門家にウケが良い物で一般ウケしないという評価の多かった僕にとって成長を実感出来る賞となりました。

……小規模ではあるけど、お客さんに喜んで貰える物が作れて良かった。

来年から僕は大殺界を抜け出すと細木和子師匠大先生伯爵が言ってたし、グラフで言うと上り坂に入ったくらいだと良いな。

ちょっとまだ、就職か進学か進路が安定していないので不安だけれど、ドッチに転んでも今の気持ちを大事にして色々なことにチャレンジしていきたいですね。

2009年3月3日火曜日

ベンジャミン・バトン


ベンジャミン・バトンを観てきました。

僕は「セブン」「ファイトクラブ」「ゲーム」という映画をほぼ同時期(たしか中学終盤か高校序盤くらい)に観て以来、デヴィッド・フィンチャー監督の映画は必ず観ようと心に決めています。

ちなみに今現在、内容とか関係なく監督名だけで映画館に観に行こうと思えるのは、クリストファー・ノーラン、ジャン=ピエール・ジュネ、デヴィッド・フィンチャー、デヴィッド・リンチの4人だけ。

本当に心の底から後悔しているのですが、この事実を忘れない為に書いておくと、このベンジャミン・バトンの広告を始めて渋谷駅のポスター広告で見た時「人生は素晴らしい」というなんとも直球なキャッチに「どうせよくある感動ものだろう」と高をくくり、小馬鹿にしてしまっていました。

デヴィッド・フィンチャー監督と気が付いたのは、「最近、映画観てないな」と思ってたまたま観た最新映画の予告編とかが観れるよくあるサイトで、ドラゴンボールに鳥山明が「脚本やキャラクター造りは原作者として『え?』って感じはありますが、監督さんや俳優の皆さん、スタッフなど、現場は超優秀な人達ばかりです。僕やファンの皆さんは別次元の『新・ドラゴンボール』として鑑賞するのが正解かもしれません。もしかしたら現場のパワーで大傑作になっているかもしれませんよ!おおいに期待しています!!」という正直かつ大人なコメントをしていたのを確認した後、「ベンジャミン・バトン」についてのフィンチャー監督のインタビューにリンクが張ってあったから。

そこからは手のひらを返したように観たくなり、ついに一昨日、観てきました。

日記が遅くなったのは、ベンジャミン・バトンについて僕のチープな文才で書きたくなかったからですが「タイトルロゴをわざわざ作って、その映画を観た経緯や、その作品に対する敬意を示せば、映画に何のダメージも与えず日記にする事ができるんじゃないか!?」と思い立ち、現在書いているのがこの日記です。

観て損は無いと思います。昨日「20世紀少年」の第二章を見てきたのですが、30分近く長い「ベンジャミン・バトン」(167分)よりも「20世紀少年」(139分)の方が長く感じたほどですから。

ちなみに「20世紀少年」はそとの道さんをはじめとするかなりの人に冗談交じりで「キャストが全部わかる第二章くらいまでは、期待して観る」みたいな事を言ってしまったので、観ましたが正直、第三章はDVDで良いかなと思っています。

邦画と洋画を比べちゃいけないんでしょうが、レベルが違いすぎます。