2009年8月28日金曜日

おおエバンスよ しんでしまうとはなさけない


デジタルっぽいフォントを探していたら、ドラクエ風フォントをというのを見つけた。

ドラクエ風というかスーファミのファイナルファンタジーとかもこんな感じじゃなかっただろうか?と思い返しつつ、懐かしい気持ちになったりならなかったり。

日本語のそれもひらがなとカタカナしかなくて、欧文がないからに使い辛い気もするのですが、使いようによっては面白い物も作れるかもしれないので、とりあえずブログのネタにしてみました。

最近、フォント漁りがマイブームで、パリー・ホッターっていうハリーポッターのロゴっぽいのがあったり、マルボロのフォントを見つけたり、なにやら発見が多い。

また面白いの見つけたら紹介します。

マルボロ=http://free-fonts.biz/font_Marlboro.ttf.html
パリーホッター=http://jp.fontstock.net/1696/parry-hotter.html
ドラクエ風フォント=http://slime4.hp.infoseek.co.jp/font/font.html

2009年8月27日木曜日

Blue


ASIAN KUNG-FU GENERATIONのジャケットなどでお馴染みのイラストレーター中村佑介さんの画集がちょっと前に発売されていたのだけれど、ウカウカしているうちに売り切れ続出でなかなか買えなかったのだが、ついに小さな本屋さんに3冊だけ残っていたのを見つけた。

204ページ、3800円と結構するけれど僕は“買い”だと思います。構成とか色とか、線の選び方とか色々と独特で勉強になるし、やっぱ売れてる作家にはそれなりの実力があるなぁという感じ。まだ31歳なのに。いいなぁ。

モノクロのページも多いので、「寺田克也全部」みたいにモノクロのページ作って、もうちょっと安価にしてくれたら嬉しかったような……。まぁ、細密な絵も多数あるので良い紙を使わないといけなかったんだろうけど。

大学からだから10年くらいで200点くらいの仕事をしたって事だよなぁ。それも石田衣良さんとかアジカンとか名のある仕事も多いし、凄いよな。大学も大阪芸術大学だし。

うーん。チンタラポンタラやってる場合じゃないな。頑張らにゃあ。

2009年8月24日月曜日

サマーウォーズ


一昨日の事になるのだけれど、細田守監督の「サマーウォーズ」観てを来ました。

個人的に同監督の『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』という作品がやたらと好きだったもんで、どうしても焼き直し感というか“初見で無い感じ”が拭えませんでした。

細田守監督が原点回帰でリメイクする事に関してなんの問題も無いのだけれど、僕が『ウォーゲーム』が好きなのは、デジモンには豪華すぎるほどの脚本と演出が用いられて、「たかが、デジモン」という舐めてかかったヤツ(当時の僕)の鼻っ柱をブチ折ってくれる所であって、『サマーウォーズ』くらい話題になってて、前情報もかなり露出した状態で観ても満足は出来ないなぁという感じでした。

あまり衝撃的じゃなかったんだよね。多分『ウォーゲーム』も観てなくて、何の気なしに入った映画館でたまたま『サマーウォーズ』を前情報なしに観たら、また感想も違ってたんだろうけどね。話もまとまってたし、キャラクターも立ってたし、アニメのレベルも高いと思うし。

なんていうか、優等生感が鼻に付くんだよね。僕が捻くれた性格なせいもあるんだろうけど。山下達郎さんとか、武重さんとか、貞元さんとか、もうそれだけで間違いないっていうか、あんまりアドベンチャーじゃない感じ。もっと当たるか当たんないかがスレスレの映画だと思ってたんだよね。『時をかける少女』とか題材からマニアックなチョイスだったじゃん?

まぁ、ビックリするくらい自分を棚に上げまくった文章ですけど、批評じゃなくて感想です。一個人の戯言。

2009年8月22日土曜日

鋭意制作中


2.0ですよ。2.0。ヱヴァンゲリヲンで言うと「破」の位置ですよ。

つーかトップからしてヱヴァの影響を受けすぎ感はいなめないんですが、僕のサイトのモットーは“作りたい物を作る”(今決めた。)なので、コレで良いのです。

誰も求めちゃいないと思いますが、一応今回のコンセプト的なものを幾つか書かせていただきます。


【サイトイメージ】
大部分の構成は同じだが、ページによって作風が違うサイトというのを継続しつつ、なにか僕のサイトだと一目でわかる特徴をつけたいと考えたときにシルエットを固定してしまうのはどうだろう?と思っていた。そして前作(1.0)の時に「BBSとcontactが別ページなのはなんだか不親切な気がする」と思っていたのでそれを1つに統合するとコンテンツが丁度6個になる。「ならば各辺にメニューを設けた六角形で良いじゃないか!マギ(※1)みたいだし!」という感じ。

information
このページが最初に出来た。1.0を知っている人が「コレ別のサイトじゃない!?」ってならないように同じ色調で構成。六角形をフレームだけでなくサイト全体に使おうと決意。

profile
ユージュアルサスペクツ(※2)のジャケット風。僕の背景にかいてある数字の単位はインチで、囚人たちが写真を撮るときみたいな感じ。僕は66.5353インチ(169cm)前後。

gallery
額縁風。画面下のプレビュー画面はロールオーバー効果(※3)をカーソルを合わせた画像以外にも施せるというのを知ったときからずっとやりたかった手法。

links
リンクしてくれている人達に愛を込めたキューティーハニー(※4)風。Galleryを作った時に化粧品のコンパクトみたいだなぁ。と思ったのも相まってこんな感じに。

contact
かなり昔から使いたいと思っていた電車の電光掲示板風。(山手線のイメージ)学校が電車通学になってから、電車の電光掲示板がカッコいいと思っていた。なんだかシンプルでカッコ良くてなんだかアップル(※5)みたいだなぁと。


もし、感想とかあったら戴けるとサイトの今後の指針になるので、有難いのです。


※1 「新世紀エヴァンゲリオン」および「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」に登場する、スーパーコンピューター。画面のデザインのいたるところに六角形が用いられている。EMERGENCYとハニカム構造で表示されるのはあまりにも有名。

※2 95年制作のアメリカ映画。僕の好きな映画ランキングでは上位だが、好きな映画の欄に無いのはラストにシーンの仕掛けが、なにやら反則のような気がするから。

※3 カーソルを合わせると画像を差し替えるhtmlのタグ。

※4 永井豪先生の名著。何度もアニメ化されていて、3代目、4代目、5代目を観ているが、5代目のRe:キューティーハニーが一番好き。DVD3本で3時間くらいなので観てない人は是非。

※5 iphone、ipod、iMacでお馴染みのコンピューターメーカー。非情なまでにシンプルなデザインは刺し違えても構わないというサムライのような覚悟を感じる。めちゃめちゃアメリカの会社だけど。

2009年8月17日月曜日

罪とか罰とか


ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督の『罪とか罰とか』という映画。予告編を観て気になっていたのをビデオ屋でDVDで見かけるまでアッサリと忘れていたのですが、見かけたとたん急にまた盛り上がってきたので借りてみた。

ケラリーノ・サンドロヴィッチってなんか普通に外国の人なのか?などと思っていたのですが、小林一三さんという俳優、劇作家、脚本家、演出家、映画監督、ミュージシャン(by wikipedia)という……なんとも羨ましい多彩な方。……しかも緒川たまきさんが嫁さんなんて最高じゃないか。

その上、大槻ケンヂ師匠の名著『グミ・チョコレート・パイン』の実写化までしてる。……いいなぁ。

さて本題なんだけど、僕の好きな邦画の傾向に舞台っぽさってのがあって、舞台をそんなに見ているわけでもないんだけど、中島哲也さんとか三谷幸喜さんとかの間が持っている“間”が好きなのである。とりあえず、『罪とか罰とか』を観る限りケラリーノ・サンドロヴィッチさんもなんだか良い間。

とりあえず『罪とか罰とか』は売れないグラビアアイドルの成海璃子が一日警察署長になってしまいドタバタするコメディ映画。この手の映画には割りとベタな、いくつかのファクターが重なりあって一本のスジになるタイプの映画なのだけど、締めるところと緩いところのサジ加減が割りと好み。

成海璃子の困り顔と、奥菜恵と大蔵孝二の掛け合いが秀逸な一本。

2009年8月12日水曜日

蝉が五月蝿くてしょうがない


なんだか、学校の求人よりもネットサーフィンをしていた方が働きたい職場が見つかるのが不思議な今日この頃。どう考えても専門職の求人なら、学校の方が強いはずなのに……。

なにはともあれ、就職活動なんてものをやってみようかと思ってポートフォリオ(作品集)なんぞを作ってみたりしてるのですが、兎にも角にもミンミンゼミが五月蝿くてかなわん。ヒグラシを見習えってんだよ、ミンミン喚きやがってさ、もう少し厳かに涼しげに泣いてくれればいいのに。

就職した方が良いと周りは言うし、僕自身就職ってのに若干の興味が沸いてきたので、絵が描ける事を最優先にしつつリクる。そんなに高望みもしていないのでモリモリ見つかるんだけど、ポートフォリオも印刷代が馬鹿にならないし交通費もかかるしで、微妙に懐にダメージが……。

なんで金稼ぐための就職活動で金がかかってしょうがないんだ。まったく。

あー蝉が五月蝿い。

2009年8月4日火曜日

CRAWL vol.7 「オレの動物園」】


また、展示のお話。

CRAWLという学校のイラスト専攻のOB達を筆頭にした展覧会に今年も参加させて戴ける事になりました。(今年で三回目です)

思えば専門2年の頃に声をかけられて以来、展示のノウハウもサッパリわからず、ボードが2、3回落下したりして、メチャクチャな展示をしていた頃から、3年になり額を買い、研究科になって見せ方を考える余裕まで出てきたあたりは成長と呼べるのではないでしょうか。


【CRAWL vol.7 「オレの動物園」】08.05(wed)-.08.09(sun)

[目黒区民ギャラリー]東京都目黒区目黒2-4-36

CRAWL(クロール)は2001年度阿佐ヶ谷美術専門学校視覚情報デザイン科イラストレーション専攻卒業生を中心に組織されたイラストレーションによる表現を主体にした団体です。

特設サイト→http://crawl.vc/special_vol07.html

手前味噌ではあるけれど、展示での反響や、配っている名刺が無くなってるのを見ながらニヤニヤしているのが楽しくてしょうがない、でお馴染みのこの展示会。今回はイラストの見せ方を少し工夫して展示をしているので見に来てくれたら、嬉しくて仕方が無いです。