2010年11月19日金曜日

SAW4

新章突入のため今回は面白さ4割減――「SAW4」

DVDを借りて字幕で見ました。(ここで見捨てた気がするのでこれも2度目)

【あらすじ】

ジョンの遺体の解剖からスタート。検死の最中にジョンの胃からテープが発見される。そしてそのテープは殺人課のホフマンへ。ジョン「ゲームははじまったばかりだ」

シーンは変わり、目を縫い付けられた男と口を縫い付けられた男がゲーム中。互いに首輪に繋がれ部屋の中心には首輪の鎖を巻き取る機械。助かるためには相手の首の後ろにある鍵を手に入れなければならない。生き残る口の男。(特にテープとか無いからルールがよくわかんね)

またシーンは変わりケリーの遺体が発見される。駆けつける殺人課の刑事達。ケリーをアマンダひとりで吊り上げられない事から協力者が居ると断定するストラム刑事、それに対して否定的な感じのホフマン刑事、そして本作の被験者SWATのリッグ。

実は1のゴードンあたりからチラチラ出てたリッグ。ケリーやエリックなど自らの周りの人間が次々と死んでいく(もしくは行方不明)になっていく事に苛立ちを隠せない様子。

帰宅したリッグは妻のトレイシーが母の手伝いのためしばらく留守にすると聞かされる。妻を見送り就寝するも不審な物音に目を覚ますとブタのお面にさらわれる。

自宅のバスルームで目を覚ますリッグ。リビングに出ると“髪の毛巻取りマシーン”にセットされた犯罪者(多分売春関係?)のブレンダ。「助ける必要は無い」とテープで言われるが暗証番号を探し出し、助けるリッグ。するとブレンダは部屋の棚からナイフを取り出しリッグを襲う。

ブレンダのゲームは自分を助ける警官はお前の罪を暴くから殺して食い止めろというもの。しかし、流石はSWATのリッグ素手でナイフ持ちのブレンダを殺す。そのまま玄関に行くとソコにはメモと鍵が。メモにはアパート名が書かれていたのでそこに向かう。

リッグの自宅に駆けつける警官達。しかし担当刑事のホフマンの姿がなく、ストラム捜査官、ペレーズ捜査官を中心にリッグの捜索が進められる。

さてホフマンはというと、エリックと共にギデオン生肉工場で監禁中。時間切れで首吊りになるように氷の足場をつけられたエリックと、椅子に縛り付けれたホフマン。二人は天秤のような足場の上に居て、エリックの重さかかる(首を吊る)とホフマン側に水が流れ込みそれが高圧電流の機械と繋がっているので、エリックが死ねばホフマンも死ぬという感じ。

その部屋に駆けつけるアート。彼は最初に生き残った口の男で、ジョンのビジネスパートナーだっだりしたみたい。エリックの言葉に耳もかざず、黙々とその部屋にあるモニターを眺めるアート。(彼もゲームの被害者で首には装置がつけられている)

一方アパートに到着するリッグ。そこにはレイプ魔の管理人が居てソイツをある部屋に入れろという指示。ある部屋には彼の悪趣味な写真とレイプ時の映像が流れており部屋のベッドには彼を貼り付けにする装置が。銃で脅して装置にセットしてゲームを始める。部屋を後にするリッグ。レイプ魔死亡。

リッグを追う警察達はリッグの自宅で得たヒントからジョンの元妻の麻薬厚生施設の院長ジルに事情聴取を試みる。聴取の中彼女はジョンとの子供を麻薬中毒の男の手によって流産してしまった事などを話す。

リッグはジグソウのヒントに従い学校へ。ココはかつてリッグがDVを受けていた少女の父親を殴り問題を起こしたがホフマンの手によりもみ消してもらったという思い出の場所。廃校になったとある教室に入るとDVを行った父親とその妻が串刺しになっている。父親は致命傷になる場所に刺さっているが妻はそうでもないところに刺さっている。なので妻はガッツで引き抜けば夫を殺せるようになっている。頑張る妻、旦那死亡。そしてその教室にあったヒントからリッグはギデオン工場に向かう。

一手遅れて警察到着。調査途中にSAWの人形が置かれた部屋を発見し、それに近づいたペレーズ捜査官は人形爆発により大怪我を追い現場を後に。残されたストラムは手がかりを求めて再びジルに尋問をかける。それにより流産した子供の名前ギデオンが生肉工場の名前と同じである
ことに気づきギデオン工場へ。

アートはエリックに銃を手渡し「命の選択を」というメッセージを伝える。

とある事に気がつくアート。工場のドアに繋がれたワイヤーの先には2つの巨大な氷。ドアを開けばワイヤーがはずれ振り子状の二つの氷がエリックの頭部を破壊する。しかし着実に近づいてくるリッグ。リッグの後を追うストラムだったが、途中謎の金属音に気づき、それを確かめに向かう。音の主はジェフ(SAW3の旦那さん)

部屋に向かうリッグに恐怖を覚え、エリックはドアの前のリッグに「開けるな!」と叫ぶも正義感からドアを開けようとするリッグ。エリックはリッグに発砲。着弾しながらもドアを開けるリッグ。発動するトラップ、エリックの頭は氷で粉々。エリック死亡。

着弾したリッグの元にアートは近づき何かを取り出す。ルールはわからないがアートも装置作動で死亡。

アートが取り出そうとしたのはカセットテープ。ジグソウの声でリッグが何もしなければ全員の命は助かった事が告げられる。薄れ行く意識の中でリッグが目にしたものは感電死するはずのホフマンの姿。ホフマンはジグソウの後継者だった。立ち去るホフマン。リッグ死亡。

ジェフの元にたどり着くストラム。SAW3の殺し合いの結果の死体等を目撃し、その光景から身の危険を感じたストラムは発砲。ジェフ死亡。立ち去ったホフマンは最後の仕上げに工場の鍵を閉めストラムを監禁する。

そしてシーンはオープニングの死体解剖室へ。「ゲームははじまったばかりだ」エンドロール。

【予告】


【死亡確認】

・生きてた割になんもしてない=エリック
・あっけないなぁ=ジェフ
・結果かきまわしただけ=リッグ
・ジョンとのつながりがいまいちわからん=アート
・あとまぁ犯罪者とかDV教師とか色々

【生き残り】

・ジェフ殺し=ストラム刑事
・黒幕でした=ホフマン刑事


【感想】
白い汁は胃酸ガードでした。そして中身はテープでした。検死が綺麗。モロに人体の不思議展。ああいうのもっと見たいなぁ。痛いのよりはちょっと芸術的な感じで綺麗だけどグロいみたいな方向で。シーンが多すぎるせいでまとめるとわけわからんね。文じゃ厳しい。映像でも微妙なのに。アマンダの封筒とかペレーズ云々とか伏線まきまくりでシリーズ続ける気満々ですね。

正直まとめるのは面倒なのであらすじが本当に荒いです。すみません。全部拾ってらんないって。麻薬厚生施設にSAW2の僕の好きなビッチが居たりとか。なんかいろいろ出てたよ。細かいところで。

なんつーかハイレベルなハリウッドのTVドラマって感じになっちゃったなぁ。装置とかも全体的にチョット荒っぽいし。リッグは特に何もしてないっていうか行動が一本気すぎるというか。まぁ、伏線まかなきゃだからしょうがないのかな。5以降で回収してスッキリさせてくださいな。

2010年11月16日火曜日

SAW3

もう完結でよくね?――「SAW3」

DVDを借りて字幕で見ました。(たしかこれも2度目)

【あらすじ】

エリック(前作の刑事さん)の脱出で映画が始まる。足をへし折りバスルームから脱出するエリック。

一方、ボディピアスの要領で全身に鎖をくくりつけられた男がゲームに失敗。その現場検証にケリーが駆けつける。現場検証の結果、手口が今までと違う事に気づくケリー。(脱出の経路が確保されておらず、ゲームの結果に関係なく男は死ぬようになっていた。)

自宅で鎖の男へのジグソーのテープを検証するケリー。しかしいつの間にやら侵入していた豚のお面をしたヤツ(アマンダ)にさらわれ、自らもゲームに巻き込まれてしまう。

硫酸の中に入った鍵で肋骨をバラバラにする装置を解除するゲームで決死の思いで鍵を手に入れはずすものの解除されない装置。フードをかぶったヤツ(これもアマンダ)が部屋に入り「アナタは……!」的な感じで装置作動。肋骨バラバラ。ケリー死亡。

ところ変わって浮気現場。イチャついてるのはクリスとリン。リンは医者でかなりの名医。しかし日ごろのストレスから抗うつ剤を服用している。クリスは物語にあんま関係なし。

急患で呼び出され、急患の子供を助けるリン。その帰りにブタのお面(またまたアマンダ)に拉致される。連れて来られたのはジョンとアマンダのアジトらしき場所。

アマンダはリンにジョンの心拍計と連動した装置(ジョンの心拍数がゼロになると作動し顔面を吹き飛ばすヤツ)をつけて「ある被験者の結果が出るまで、ジョンを生かしておく」というルールを説明する。

ある被験者とはひき逃げで息子を亡くしひき逃げ犯に対する復讐心を燃やす男ジェフ。各部屋に居る人間を許す事が出来るか?というゲームに巻き込まれる。

一つ目の部屋にはひき逃げの目撃者が。彼女でジェフ息子の裁判での証言を拒んだという過去を持ち。鎖で繋がれ全裸で冷凍室に捕らえられた彼女を許し、部屋の奥にある鍵で鎖を解き助けようとするが、憎しみとかでウダウダしている間に氷付けに。目撃者死亡。

2つ目の部屋はひき逃げ犯に軽めの判決を出した判事。首輪でデカめのドラム缶みたいな装置に寝かしつけられた男に、ベルトコンベアーでブタの死体をグチャグチャにしたやつが流し込まれ時間がたつと溺れ死ぬ状態になっている。彼を助けるには焼却炉にセットされた息子の遺品を燃やしつくし、中に隠された鍵で判事の首輪をとらなければならない。結構ウダウダしたが、ギリギリで判事を助け共に進むことに。

一方、ジョンの容態は芳しく無く、リンはジョンの頭蓋骨を切開して脳圧を下げる手術を慣行し成功させる。ジョンを敬愛してやまないアマンダはリンへの嫉妬を覚える。

3つ目の部屋にはひき逃げ犯。四肢と首を装置にくくりつけられ順番にねじる装置にくくり付けられたソイツを助ける為の鍵はショットガンの引き金に繋がっており、鍵を取ると発砲されるようになっている。上手く工夫をして銃弾を避けて鍵を取るジェフ。しかしジェフに当たらなかった銃弾は不運にも装置を止めようと奮闘する判事に命中。判事死亡。それにうろたえつつひき逃げ犯を助けようとするも健闘空しく犯人も死亡。ジェフは独りで進むことになる。

結果が出たのでリンを開放するようにアマンダに促すジョンだったが、アマンダの嫉妬はリンを殺したいという意思に発展。感情に流されやすくジグソーとして不完全なアマンダは脱出したエリックと一悶着あった事をを自供。(エリック生死不明)

一方そのころジェフは最後の部屋に向かおうとしていた。最後の部屋の前には銃があり(正確には各部屋の前に銃弾一個、マガジン、があり最後の部屋の前に本体があった)1発の銃弾を込めて最後の部屋へ。

最後の部屋はジョンたちの居るアジト。ジェフは妻であるリンを見つけ駆け寄るがその瞬間アマンダが発砲。腹に重症を抱えるリン、怒りにまかせ発砲するジェフ。アマンダの首を完全に打ち抜く。アマンダ死亡。(実はこれはアマンダに対するテストであり、リンがジェフの妻であることを知らなかったアマンダが嫉妬に任せ発砲したことにより、夫のジェフに殺されるという仕組み。)

ジョンはジェフに最後のテストをする。「こんな目にあわせた私を許せるか?妻は重症だ。私を許せば救急車を呼ぶ」という。しかし許せないジェフはジョンの首を掻っ切る。ジョンの心拍停止と共に妻の装置が作動。リン、ジョン死亡。

ジョンは死の間際に隠し持っていたテープを流す。ジョンはジェフの娘を監禁しており、娘を助ける事は出来なくなった事、またジェフもココから出られなくなった事などを教える。

泣いている娘、嘆くジェフ。そして部屋の鍵が閉まっていきエンドロール。

【予告】


【死亡確認】

・3度目の正直=アマンダ
・オペしたのにね=ジョン
・がんばったのにね=リン
・八つ当たり的に死んだ=ケリー

【生き残り】
・監禁されたものの、ジェフ
・数時間の命らしいが、ジェフの娘
・リンの浮気相手クリス
・死んでないっぽいけどどうなった?=エリック

【感想】
なんかおなじみのメンバーが大体死んだな。あとなんか白い汁をなにかにトクトクかける描写があったけどなんだったのやらわからん。個人的にショックだったのは、こんなエグい映画でも全裸の女いると「お!おっぱい」って一瞬思う感じ。3本観た成果かだいぶ耐性が着いてきたのかもしれないけど……なんか厭だな。
あと、あらすじがややこしくなるのではぶきましたが、アマンダが後継者としてしていた仕事にSAW1のアダム誘拐等を手伝っていた様子が描き出され、アダムを殺したのがアマンダだというのもわかります。ゴードン出て来ないなぁ。切り札なのかなぁ。

とりあえず2→3にかけてはアマンダ物語でしたね。後継者不適合でしたが、どうやってつなげるんでしょうかね。

つーかそろそろ良くないッスか?まだ半分以下ッスか。先は長いな。

SAW2

パワーアップして帰ってきたぜ!――「SAW2」

DVDを借りてまたも日本語吹き替えで見ました。(これも2度目)

【あらすじ】

時限式のデスマスク(アイアンメイデンの顔だけみたいやつ)をつけられ、眼球に入れられた鍵を自らの手でえぐりださないといけないゲームに巻き込まれて死んでしまった男マイケル。

その現場に駆けつける警察、その中にはかつて鬼刑事とおそれられた男エリック・マシューズとその元相棒で今現在はジグソー事件を追っているケリーという女刑事がいた。

エリックには息子のダニエルがおり、妻とは離婚寸前の泥沼で、家庭環境は最悪、仕事にも破棄がなく、かつての面影はなかった。そんな環境のダニエルは非行を重ねており、刑務所沙汰のような事件を父のおかげで免れるような事も多々あった様子。

マイケルの死の現場にはエリックを名指ししたメッセージが残されており、デスマスクの素材であった金属から制作したと思われる工場に潜入するケリーにエリックはついていく。

工場にはジョン(SAW1の黒幕のガンの爺さん)が居て、警察の手の中にあっさりと落ちる。

しかし、ジョンはダニエルを含む8人を洋館に閉じ込めゲームをしていた。その様子を中継するモニター見つかり形勢逆転、怒り狂うエリックにジョンは「話をしよう」と持ちかける。

洋館には神経ガスが巻かれており、8人は約2時間で死んでしまうようになっている。助かるためには洋館の各所に用意されているという解毒剤が必要で、3時間後には洋館の出口は開くという。

ジョンはエリックにモニター横のタイマーを示し「2時間座って私と話をしていられれば息子を返す」と告げる。

洋館では、ドアをこじ開けようとした中年男性が罠で死亡。次にペテン師でこの洋館に居る人たちをさらってきたオビという男が解毒剤を手に入れようとして死亡。次にジョナスという黒人がザビエルともめて殺される。次に毒のまわりが早かったのか金髪の女が死亡、次にビッチっぽい茶髪のお姉ちゃんがナイフまみれの解毒剤ケースに手を突っ込んで抜けなくなる。(多分、頚動脈イッって死んだと思う)

そんなこんなで筋肉野蛮人ザビエルと二度目の参加のアマンダ、エリックの息子ダニエルの3人だけになり、洋館の各所の仕掛けから、ダニエルがエリックの息子である事、此処に監禁された人の共通点がエリックに無実の罪を着せられて刑務所に入った事があるやつらだという事がわかる。

ジョンと話をするなかで、痺れを切らしたエリックはジョンを殴り、件の洋館の元に連れて行くように言う、ジョンは2人である事を条件にそれを承諾。部屋の仕掛けで警官を巻き2人は脱出。洋館に向かう。

洋館では解毒剤を手に入れる為ザビエルがダニエルとアマンダを追い詰める。全員の首の裏に番号が刻印されておりそれを入力する事で解毒剤の入った金庫が開くのだが、ダニエルとアマンダだけ調べられていないのだ。

ジョナスを殺した事や凶器じみた言動から洋館を逃げ回るダニエルとアマンダ。追い詰められた果てにたどり着いた地下通路をさまよっていくとその先にはバスルーム(SAW1でアダム達が閉じ込められていたところ)が。行き止まりで絶体絶命のピンチの中ダニエルの機転でそこにあったノコギリ(ゴードンが足切ったヤツ)でザビエルを殺し助かる二人。

ジョンの工場に残された警官達はケリーを含む数人を残してモニターの中継先を逆探知た現場に向かう。するとソコには大量ビデオデッキが。(洋館での出来事はリアルタイムの出来事ではなく警官をそこに誘導するための録画映像だったことがわかる)

一方、ジョンを取り逃がした工場では2時間でセットされたタイマーがゼロになりジョンの足元にあった金庫が開きそこには助かったダニエルが閉じ込められていた。

洋館に到着するエリック。ジョンを車に残し一人現場へ。洋館を探る中で例のバスルームにたどり着くエリックだったが、そこに潜んでいた豚の面の人に注射を刺され気絶。

気がつくとバスルームに鎖で足を繋がれたエリック。手元のテープを再生するとそこにはアマンダの声で「ジョンの後を告ぐのはワタシ。あなたは最初の被験者」という旨の内容が。光の差し込むドアに立ったアマンダが「ゲームオーバー」と言い残しドアを閉め、車に残されたジョンを写してエンドロール。

【予告】


【死亡確認】

・バスルームにアダムの死体

【生き残り】
・2回も脱出した後継者=アマンダ
・金庫で生きてた=ダニエル
・捕まったけどどうなった?=エリック
・結局何もしないエリックの相棒=ケリー
・殴られたけど致死ではなさそう=ジョン

【感想】
アマンダのやや巨乳でうっとり。でも解毒剤ケースに手を突っ込んじゃったビッチの方が好きだったり。洋館に閉じ込められた8人のルックスが割とみんな好きで、ザビエルとかオビとか茶髪のビッチとかも良い味をだしてるね。キューブといい、バタフライ・エフェクトといい、なんかこの手のB級の映画に出てくる外人はスター性はあんまりないんだけど好きなキャラ多いんだよなぁ。

ケリーは1にもチラっと出てたね。なんか前回の感想の時に特に何もしていないから触れ損ねてしまっていました。今後も何もしないのか?楽しみです。

つかみのゲームから映画が始まるようになるのはなんかベタで「ハイ。今回もエグいのやりますんでよろしくね~」的な感じがちょっと面白いね。悪趣味な枕だぜって感じで。

2010年11月15日月曜日

SAW

ソウ ザ・ファイナルが絶賛上映中ということで、暇を見つけては1から見直して伏線等々を予習し、ファイナルまで一気に見ようという企画をはじめてみようと思います。

ネタバレは満載ですし、一応映画を楽しみたいので、解説サイト等に頼らず自力で頑張る為、偏った見解やら誤り等があるかもしれませんが、一個人の感想として受け止めてもらえると幸いです。

すべては此処から始まった――「SAW」

DVDを借りて(昔、一回字幕で見てたので)日本語吹き替えで見ました。

【あらすじ】
バスルームに閉じ込められた2人。ゴードン(医者)とアダム(カメラマン)。
部屋の両端に鎖で繋がれ監禁されている二人の間には拳銃とカセットプレーヤーを持って死んでいる死体。二人のポケットにはカセットテープが入っており、6時までにアダムを殺せばゴードンが助かるという旨のメッセージが。

鎖でつながれた足を切り落とす用ノコギリやアダム毒殺用タバコなどで2人は追い詰められていく。

二人を監禁したのはジグソーと呼ばれる犯人。それを追うのはタップ刑事と助手のシン。

数々の事件を追う内に、ジグソーのゲームから脱出した唯一の被験者アマンダが現れる。アマンダは共に監禁された男性を殺し、胃の中に入っていた鍵を使って脱出する。ゲームを潜り抜けた事で生の価値を認識し麻薬中毒から抜け出した。

アマンダ事件の現場のテープなどからジグソーのアジトと思しきマネキン工場を探り当てるタップとシン。現場に向かうとそこには監禁された男(ジェフ)とバスルームの設計図、悪趣味なマスクなど証拠になりそうなものがゴロゴロ。しかし、それらを見ている最中にジグソーが入ってくる。小競り合いの末シンが死亡、タップは喉に重症、ジグソーを取り逃がす。以来タップは警察を辞めジグソー事件を個人的に追い始める。

一方アダムとゴードンは協力しテープや部屋などを頼りに脱出を試みる最中、ゴードンの妻と娘が監禁されている事や、マジックミラー越しに自分たちが撮影され見られていることなどをつかむ。

撮影されているアダムとゴードンを見ているのは同じくゲームに巻き込まれたゴードン医師の助手のゼップ。ゴードンがアダムを殺さなかった場合妻と娘さらにはゴードンを殺さないと自らに注射された毒の解毒剤が手に入らないというルール。

様々な手を使い脱出を試みるも健闘空しく6時で時間切れ。ゼップはゴードンの妻と娘を殺そうとするが、事件を追っていたタップが割って入った事もあり妻と娘を取り逃がす。仕方なくゴードンを殺しに現場に向かうゼップ、追うタップ。(ややこしい)

前出のマネキン工場に着きゼップを追い詰めたタップだったが小競り合いの末射殺されてしまう。一方、追い詰められたゴードンはノコギリで足を切り落とし、死体の銃を奪いアダムを撃つ。そこにタップを殺したゼップが入ってきて絶体絶命のところでアダム復活(銃弾は肩を貫通)ゼップを殴り殺す。

「助けを呼びにいく」とアダムを残し部屋を出るゴードン。すると微動だにしなかった部屋の死体が立ち上がり、自らはガンに侵された人間である事、生への感謝が薄い人間が許せない事などを告げアダムを残したまま、ゴードンを追うように部屋を出てドアを閉めたところでエンドロール。ちなみに部屋の真ん中の死体はゴードンの患者ジョンだったという事もラストでわかる。

【予告】


【生き残り】

・唯一脱出した女=アマンダ
・閉じ込められているが死は確認できていない=アダム
・片足無いけどとりあえず生きてる=ゴードン
・ゴードン追う様に出てってどうなった?=ジョン
・逃げ果せたゴードン娘と妻
・ゴードンの不倫相手の秘書

【感想】
個人的にはゴードン邸の時計がギアみたいでカッコ良かったのと、ゴードン側からは顔が見えないようにアダムの方を向いて死体が倒れているのとかが気が利いているかなぁと思いました。

あとはゴードンが格闘家のジョシュ・バーネットにチョット似ているなぁと思ったら、ローレンス・ゴードンという名前で、ジョシュのフルネームがジョシュア・ローレンス・バーネットなのはなにか関係があるのかなぁ。とか思ったり。(多分無いけど)

つーかアマンダに腹かっさばかれた人もちゃんと悪人なんだろうか?スゲー生に感謝してるヤツだったらジグソー師匠大失敗の巻じゃない?まぁいいけど。