2009年8月24日月曜日

サマーウォーズ


一昨日の事になるのだけれど、細田守監督の「サマーウォーズ」観てを来ました。

個人的に同監督の『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』という作品がやたらと好きだったもんで、どうしても焼き直し感というか“初見で無い感じ”が拭えませんでした。

細田守監督が原点回帰でリメイクする事に関してなんの問題も無いのだけれど、僕が『ウォーゲーム』が好きなのは、デジモンには豪華すぎるほどの脚本と演出が用いられて、「たかが、デジモン」という舐めてかかったヤツ(当時の僕)の鼻っ柱をブチ折ってくれる所であって、『サマーウォーズ』くらい話題になってて、前情報もかなり露出した状態で観ても満足は出来ないなぁという感じでした。

あまり衝撃的じゃなかったんだよね。多分『ウォーゲーム』も観てなくて、何の気なしに入った映画館でたまたま『サマーウォーズ』を前情報なしに観たら、また感想も違ってたんだろうけどね。話もまとまってたし、キャラクターも立ってたし、アニメのレベルも高いと思うし。

なんていうか、優等生感が鼻に付くんだよね。僕が捻くれた性格なせいもあるんだろうけど。山下達郎さんとか、武重さんとか、貞元さんとか、もうそれだけで間違いないっていうか、あんまりアドベンチャーじゃない感じ。もっと当たるか当たんないかがスレスレの映画だと思ってたんだよね。『時をかける少女』とか題材からマニアックなチョイスだったじゃん?

まぁ、ビックリするくらい自分を棚に上げまくった文章ですけど、批評じゃなくて感想です。一個人の戯言。

1 件のコメント:

  1. あれこれ書いたけど念レスやね。
    クリスマス髣髴させる山下曲も悪くはなかったんだけどねぇ(・ω・)

    多分おれは慈善に猛毒な映画のせいで普通の映画でさえ癒しになったんだと思う。優等生的なところとかね。

    ちゃんとまとめてその尺内で終わらせることが最低限出来ない映画にはほとほと呆れるぜ東映!

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