2009年12月7日月曜日

アルブレヒド・フォン・ハラー


この舌を噛みそうな名前アルブレヒド・フォン・ハラー。

彼の解剖図はもはや芸術の域だと思うし、部屋の壁に飾りたいこと受け合いなのだが、いかんせんAmazonが扱ってくれないために全然買うことが出来ない。でかい紀伊国屋で聞いても無かった。

翻訳されてないから和書で無いだけなのかな?とにかくほしい。

僕はお札みたいなハッチングに弱い。なんで線の集合体があれほどの立体感を出せるのかが不思議でしょうがないからだ。エッシャーもそうだけど、立体感において線の右に出るものはない。

いかに写真が奇麗であろうと、財布から取り出した福沢諭吉(金持ちだなオイ)よりも立体感があると思えない。線を追っていくと吸い込まれそうなくらい立体的ではないか。クリスマス・キャロルを3Dメガネで見たのとは訳が違うのだ訳が。

自然は時に芸術よりも美しいのである。骨や筋肉がそうであるように植物や微生物だって美しい。

そう考えれば、世の中がよりよく見えてくるではないか。

……生ゴミとか排泄物とかはなしね。

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