2009年3月3日火曜日

ベンジャミン・バトン


ベンジャミン・バトンを観てきました。

僕は「セブン」「ファイトクラブ」「ゲーム」という映画をほぼ同時期(たしか中学終盤か高校序盤くらい)に観て以来、デヴィッド・フィンチャー監督の映画は必ず観ようと心に決めています。

ちなみに今現在、内容とか関係なく監督名だけで映画館に観に行こうと思えるのは、クリストファー・ノーラン、ジャン=ピエール・ジュネ、デヴィッド・フィンチャー、デヴィッド・リンチの4人だけ。

本当に心の底から後悔しているのですが、この事実を忘れない為に書いておくと、このベンジャミン・バトンの広告を始めて渋谷駅のポスター広告で見た時「人生は素晴らしい」というなんとも直球なキャッチに「どうせよくある感動ものだろう」と高をくくり、小馬鹿にしてしまっていました。

デヴィッド・フィンチャー監督と気が付いたのは、「最近、映画観てないな」と思ってたまたま観た最新映画の予告編とかが観れるよくあるサイトで、ドラゴンボールに鳥山明が「脚本やキャラクター造りは原作者として『え?』って感じはありますが、監督さんや俳優の皆さん、スタッフなど、現場は超優秀な人達ばかりです。僕やファンの皆さんは別次元の『新・ドラゴンボール』として鑑賞するのが正解かもしれません。もしかしたら現場のパワーで大傑作になっているかもしれませんよ!おおいに期待しています!!」という正直かつ大人なコメントをしていたのを確認した後、「ベンジャミン・バトン」についてのフィンチャー監督のインタビューにリンクが張ってあったから。

そこからは手のひらを返したように観たくなり、ついに一昨日、観てきました。

日記が遅くなったのは、ベンジャミン・バトンについて僕のチープな文才で書きたくなかったからですが「タイトルロゴをわざわざ作って、その映画を観た経緯や、その作品に対する敬意を示せば、映画に何のダメージも与えず日記にする事ができるんじゃないか!?」と思い立ち、現在書いているのがこの日記です。

観て損は無いと思います。昨日「20世紀少年」の第二章を見てきたのですが、30分近く長い「ベンジャミン・バトン」(167分)よりも「20世紀少年」(139分)の方が長く感じたほどですから。

ちなみに「20世紀少年」はそとの道さんをはじめとするかなりの人に冗談交じりで「キャストが全部わかる第二章くらいまでは、期待して観る」みたいな事を言ってしまったので、観ましたが正直、第三章はDVDで良いかなと思っています。

邦画と洋画を比べちゃいけないんでしょうが、レベルが違いすぎます。

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